STERFIELD

2019/08/07

(今さらながら…)2019年のUI・UXデザインのトレンドをECに活かす方法を考える

(今さらながら…)2019年のUI・UXデザインのトレンドをECに活かす方法を考える

2019年、UIとUXデザインのトレンドを解説!デザインのテクニックやツール、ブラウザ、フォントも進化している | コリス

さらに記事の原文

2019 UI and UX Design Trends | Shakuro

こちらの記事で解説いただいている2019年UI・UXデザインのトレンド解説を参考に、
このトレンドをECサイトに活かすとするとどうなるか考えてみました。

※この記事は元サイト様からライセンスを得ているわけではないので、タイトルと私の考察のみ載せ、内容は載せていません。詳しくは元サイト様をご参照ください。

 

01. ブラウザの進化

考察

特に日本ではIE11対応が大きな壁となり、デザインの選択に制限がありますが、スマホ向けのサイトではその限りではなく、思い切って最新のWEBブラウザの機能をしっかり活かしたデザインを選択することは必要そうです。

特に独自のECサイトでは購買意欲につなげて行く上で、商品の良さを印象づけるために良いハロー効果を期待して、メインビジュアルに3Dのようなパフォーマンスが必要とされる効果を用いることも有効かもしれません。

02. 目的があるアニメーション

考察

ECサイトの主役は購入対象となる商品であり、その商品にいかに早くたどり着き、ストレスなく決済までたどり着けるかが重要になってきます。

その上で、目的があるアニメーションを考えた場合、検索から決済までの流れをスムーズに感じさせるアニメーションが重要になるように思われます。

また、商品を特徴づけるテイストがアニメーションで表現できるのであれば、メインビジュアルや商品紹介のLPの中に特徴を表現できるモーションを取り込むことは有効かもしれません。

03. インターフェースの3Dとディープフラット

考察

ビジュアル的でなく複雑なプロセスを持つECの購入フローにはこのディープフラットはとても有効なものとなりそうという印象を持ちました。

単純にトレンドを取り込むということではなく、意味を深く考え、機能にあったUIを考えていくことは重要と感じました。
ECの購入フローについては、スキューモーフィズムの復活よりも、ディープフラットによるシンプルと洗練の方向に向かうになると予想します。

04. 超現実的(シュール)なデザイン

考察

ECではメインビジュアルにおいて必要になるかもしれません。遊び心は商品の魅力を伝える上で有効であればより強い印象を感じさせることができるので、チャンスがあれば選択してみたいですね。

個人的にシュールなデザインは好きですが、実際にECで使えるチャンスは限られるかもしれません。

05. グラデーション 2.0 -燃えるようなカラーと暗闇

考察

目の疲れを軽減できるダークテーマは多くの情報が並んだ画面で特に有効です。グラデーションはダークテーマの中でとても映えます。

ECではどちらかというと管理画面の方で有効かもしれませんね。決済フローやマイページでも選択肢としてありそうです。

06. 可変フォント

考察

様々なデバイスからのアクセスがある今のWEBサイトでは、可変フォントはデザインを帰る可能性があります。ただ、多言語を扱うサイトにおいてはハードルがまだまだ高そうです。

07. Figma

考察

私も愛用していました。XDでコンポーネントが使えるようになってから、データ共有の必要からXDも積極的に使っていますが、正直、使い勝手はFigmaのほうがよいと感じています。

こちら記事を見て、またFigmaに戻りたくなりました。

08. 音声UI

考察

公共の場での音声を伴う操作が敬遠される日本では、音声UIはなかなか普及していません。

しかし、人同士のコミュニケーションを考えれば、すぐに情報を知りたいとき、テキストよりも会話(音声)による情報交換のほうが迅速であることは明確で、無視することのできないUIとして、中止していく必要がありそうです。

09. UXにおけるライティングと編集

考察

WEBサイトはブラウザから直接アクセスされるだけでなく、様々なメディアからアクセスされるようになってきており、WEBサイトのデザインが目にされることなくコンテンツが直接届けられる機会も増えていると思います。そういった中、コンテンツを伝える方法を管理することでUXを編集する力が、WEBデザイナーとしては必要になってきているということでしょう。

デザインを行う一人として生き残っていくために、幅広い視野が必要だと感じました。

10. 役職としてのプロダクトデザイナー

考察

商品を扱うECサイトにおいて、この考え方は大切だと思います。特定の業界やプロダクトに没頭することは逃げ道がないというリスクを伴いますが、とても深いく真実に近いデータを持つことができます。

直接見たことのない部品を扱う会社のサイトデザインに関わったとき、その商品に対する知識と愛情を深く感じました。商品を作り上げるプロダクトデザイナーに対する善意・敬意・誠意は、ECサイトを制作する上で欠かせないものであると再認識できました。

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著者近影

NINOMIYA

Webデザイナー兼コーダー出身のフロントエンド開発者です。 UXデザインやチーム開発の効率化など、勉強中です。

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