はじめに

これまでにも、色々な越境EC,グローバルEC、アジアのEC関連企業を紹介してきました。

本日は、東証グロース市場に2023年3月29日に上場した、AnyMind Groupがすごいなと思ったので、ご紹介します。

会社概要

AnyMind Group株式会社

https://anymindgroup.com/ja/

設立：2016年4月

創業地：シンガポール

代表者：代表取締役CEO 十河宏輔

数字で見るAnyMind Group

すごいなと思った一つ目は、2016年創業なので7年目の会社にして、

• 従業員数1,300名以上
• 展開国、地域13カ国
• 拠点数19

と、一気に大きな組織になっているな、ということです。

AnyMind社もその点はアピールされていて、

創業7年目時点における他のネット企業大手との売上高比較をすると、

・Alibaba Group（2006年時点）204億円
・Tencent（2004年時点）190億円
・楽天（2003年時点）180.8億円
に対し、
・AnyMind Group　247億円

だそうです。

ターゲット市場とグローバルな収益基盤

こちらもコーポレートサイトからの抜粋です。

同社のターゲット市場はアジアを中心とした40億人市場。

2021年度の地域別売上高は、

• 日本　43％
• 東南アジア　41％
• 中華圏　9％
• インド　7％

と、かなり分散できています。
日本視点で見る、海外売上高比率はすでに57％。
そもそも創業がシンガポールで、創業時から日本だけではなくアジア圏を見ていた企業だけあって、さすがだな、と思いました。

国別従業員数

こちらもさすがです。　よく分散されています。

展開しているプラットフォーム

AnyXというECマネジメントシステムをはじめ、ECサイト構築システム、物流管理システム、チャットシステム、デジタルマーケティング、生産管理システムなど網羅的にツールを提供しています。

ミッション

そんなAnymindが掲げるミッションがこちらです

Make Every Business Borderless
急成長するアジア市場のビジネスインフラへ

まとめ

先日上場を果たし、これからますますスピードアップするのではないでしょうか。
グローバルECがますます成長していく予感がしてきました！

《参考・画像出典》