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経産省「電子商取引に関する
市場調査」2020年版を解説!

EC , 市場 , 越境ECコラム

経産省「電子商取引に関する市場調査」2020年版を解説!

はじめに

電子商取引に関する市場調査」が7月22日に発表されました。
昨年度は5月16日だったので2ヶ月ほど遅い発表でした。
今回は、簡単に要点をまとめました。

 

国内EC市場

概要

2019年のEC市場規模は19兆3,609 億円(+7.65%)、EC化率は6.76%(+0.54)でした。引き続き順調な上昇トレンドではありますが、伸び率としては、前年度が+8.96%だったことを考えると市場規模はやや鈍化したと言えるかと思います。

EC化率は昨年に引き続き堅調に伸びているようです。

分野別としては今年は大きな動きがありました。今までサービス系が牽引役だったのですが、物販系の伸び率を下回る7.82%(昨年は11.59%)となりました。物販系は微減、デジタル系は微増となり結果としては1%以上伸び率が落ち込みました。

トレンドとしてはきれいな成長曲線を描いています。

越境EC

EC市場規模国別ランキング

 

1位から9位までの順位に変更はありませんでした。10位にロシアが初めてランクインしました。昨年はブラジルが初ランクインしましたがロシアに抜かれる結果となりました。逆に2年前の統計時に初ランクインしたインドは安定した順位を保っているようです。

中国を除くBRICsでECの成長が高まっているように見えます。

中国は引き続き驚異的な伸びを見せており、米国の3.2倍どころか、2位〜10位の合計12,218億USドルの1.5倍もの巨大市場へと成長しています。

ポテンシャル推計値

今後の越境ECのトレンドを知るために毎度利用させてもらっていたポテンシャル推計値が本年度の調査には掲載されていませんでした。

その代わりに「世界の越境EC市場規模の拡大予想」という項目が追加されていたので、ご紹介します。

 

2019年の世界の越境 EC 市場規模は9,123 億 US ドルと推計され、2027 年には 4 兆 8,561 億 USドルになると予想されています。その間の年平均成長率は約 27%と驚異的に伸びると予想されています。

理由は原文をそのまま引用します。

市場規模の大幅な拡大が予測される背景は、消費者目線で捉えれば、越境 EC の認知度 の上昇、自国にはない商品への取得欲求、自国よりも安価に入手できるものがあること、 商品やメーカーに対する信頼性等が挙げられる51。事業者目線で捉えれば、越境 EC によ って消費者ターゲットを世界に拡大しようとする事業者の積極姿勢が挙げられよう。また 物流レベルの向上も越境 EC を促進する要因の一つになっていると思われる。

新たな統計データ

今回もいくつか新しい統計データが追加されていましたが、越境ECにおいては以前よりもかなり実務的な内容が追加されていましたのでご紹介します。

国別の越境EC利用度です。今までも知りたかったですが、オフィシャルなアンケート調査結果がなかったので、非常に助かる&参考になるデータだと感じています。

日本の低さは予想通りですが、香港がここまで高いということは初めて知りました。台湾も同水準であるかとは思いますが今回の統計では対象外だったようです。

 

次に越境ECを利用する理由です。価格が安いということは予想していましたが、それ以外の理由で商品自体のニーズに対するものが2〜4位であるということは予想していませんでした。これは日本企業にとっては非常に期待できる調査結果かと思います。

 

本記事での紹介は以上としますが、他にも越境ECで購入経験がある商品や配送で重視するポイントなど興味深い統計が多数追加されています。ご興味ある方はぜひオリジナルをご参照ください。

《参考》令和元年度 経産省 電子商取引に関する市場調査

 

まとめ

日本のEC市場としては堅調な伸びをキープできているかと思います。しかし伸び率がやや落ち込んで来たところをみると、市場がやや飽和してきたのではという懸念も垣間見えるのではという印象を受けます。

一方で、越境ECは非常に高い伸びが予想されており有望な市場であるという印象を強く受けます。

しかしながら一気に事業者が押し寄せて市場が荒らされてしまうという危険性を強く感じました。

消費者が安心安全に利用できることを最優先に、市場が整理されていけばと思います。






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