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台湾で利用開始「五倍券」って?

EC , 台湾

台湾で利用開始「五倍券」って?

はじめに

台湾では、10月8日から新型コロナウイルスで落ち込んだ消費の刺激策である振興券「五倍券」の利用が始まりました。この記事では、「五倍券」の受け取り方法やECサイトでの利用可否について紹介します。

五倍券とは

【出典】行政院振興五倍券

「五倍券」は、台湾当局が8月に発表した消費刺激策で、台湾全国民(永久居留権(永住権)を有する外国人や外国人配偶者らも含む)を対象に、5000台湾ドル(約2万円)分の振興券を配布するものです。振興券は現金の代わりとして飲食店や小売店、ホテルなどで利用できますが、公共料金や保険料など一部対象外のものもあります。ECサイトでの扱いについては、後半で解説します。

昨年配布された「三倍券」は1000台湾元を支払うと3000台湾元の消費ができるというものでしたが、今回は自己負担なしで利用できます。当初、前回のように1000台湾ドルの自己負担が検討されていたこともあって、「五倍券」という名称になっています。

日本で2020年4月に実施された「特別定額給付金」は現金10万円が配られました。一方、台湾では振興券となっています。振興券は現金の代わりとして使うことができますが、2022年4月30日までという使用期限があります。振興券自体にもその期限は印刷されています。定額給付金は現金での給付でしたので、その多くが貯蓄にまわったという話もありますが、振興券ではその心配がないというわけです。経済効果として2000億台湾元(8000億)を見込んでいるそうです。

受け取り方法

【出典】行政院振興五倍券

「五倍券」の受け取りは実態のある紙幣として受け取る方法とクレジットカードや電子マネーなどのデジタル上で受けとる方法の2種類があります。

デジタル上で受け取る場合は、「五倍券」の公式サイトから、クレジットカードや電子マネーなどとの紐づけを行います。

紙幣として受け取る場合は、3つの方法があります。

  • 公式サイトで予約する方法。カードリーダーで健康保険カードを読み取るか「健保快易通」アプリによる認証コードの入力をします。
  • コンビニなどのマルチメディア機で予約をする方法。

この2つの方法では、コンビニ店舗、スーパーマーケット、ドラッグストアでの受け取りが可能です。

  • 中華郵政(郵便局)で予約する方法。中国郵政のホームページや窓口で予約をし、郵便局で受け取ることができます。

このようにデジタルを活用した受け取り方法が充実しているのは、台湾ならではでしょう。

政府は、デジタル方式での受け取り方法を推進したいようで、デジタル上で紐づけを行った先着400万人に外食で使える500台湾元(約2,000日本円)分の「好食券」を配布するそうです。また、銀行各社は自社のクレジットカードの利用に繫げようと、様々なキャンペーンを実施しています。

ECで使える?

【出典】MOMOwebページ

では、「五倍券」はECサイトで使えるのでしょうか。結論からいうと、使うことができます。ただし、海外のECサイトでは利用できません。つまり、日本で運営されているモールや自社サイトでは残念ながら利用することができません。台湾向けの越境ECのサイトも運営が日本などになっている場合利用できないと思われます。

2020年に配布された「三倍券」は、大きく落ち込んだ実店舗での消費を刺激することが優先されたため、台湾国内のECサイトでも使うことはできませんでした。今回も当初、売り上げが一定以上の大手ECサイトでの利用は認めない方針でした。しかし、EC業者が振興券用の専用ページを設け、台湾の店や小規模農家などに販売の場を提供することを条件に利用を認めることとなりました。

各モール型ECサイトでは、「五倍券」にあわせたキャンペーンを打ち出しています。例えば、台湾の大手ECサイトMOMOでは対象商品を「五倍券」で購入すると2%バックするキャンペーンを実施しています。

まとめ

今回は、2021年10月8日から利用が開始された「五倍券」について紹介しました。「五倍券」はECサイトでも利用できるとあって、さらなる国内消費の盛り上がりが期待できそうです。越境ECでは利用できないですが、この消費の盛り上がりに便乗して、売り上げを伸ばす施策を考えてみても良いかもしれませんね。


《参考・画像出典》行政院振興五倍券MOMOTAIWAN TODAY

 

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