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越境ECで世界中に拡大!
中国発ファッションブランド「SHEIN」とは?

越境ECコラム

越境ECで世界中に拡大!中国発ファッションブランド「SHEIN」とは?

はじめに

以下の数字は、あるファッションブランドの記録です。みなさんはどのようなブランドを思い起こしますか?

  • 世界54カ国のiOSプラットフォームでのダウンロード数がトップ。Androidプラットフォームでも13カ国で最もダウンロードされたECアプリとなる。
  • 評価額1000億ドル突破。ZARAとH&M足した時価総額を超える。
  • 2021年に約157億ドル(約1兆8000億円)の売り上げ。
  • 220カ国向けにオンライン販売。

これらの記録は中国発のファッションブランド「SHEIN」が成し遂げたことのほんの一部です。ユニクロやZARAを超えたとも言われる「SHEIN」。とはいえ日本での知名度は高くありません。ご存じの方はどれくらいいらっしゃるのでしょうか?

今回は謎に包まれたファッションブランド「SHEIN」について紹介したいと思います。

「SHEIN」ってどんなブランド?

「SHEIN」のWEBサイトを訪れてまず驚くのが圧倒的な安さです。例えば、570円のTシャツ、1000円以下のスカート、2600円のジャケットなどとにかく激安です。さらに、2000円以上の購入で送料無料、6000円以上の購入で500円off、15000円以上の購入で2000円offといった割引があります。

shein

引用 「SHEIN」

さらに驚きなのが新作の多さです。毎日なんと4000以上の新作が発売されています。例えば、2022年4月11日は6300品、12日は8300品が新しく発売されたというから、信じられません。アパレルに疎い私からすると、そんなに新しく商品をデザインできるなぁと感心してしまいます。店舗型では、棚の入れ替えがあるため到底不可能な数字といえますね。

このブランドの特徴は、Z世代と言われる若い世代から支持されていることです。日経MJの記事によると「SHEIN」の利用者は、10代の割合が40.4%(2021年9月)と非常に高いです。また、利用者に占める女性の割合も85%以上です。

SHEINグラフ

出典 日経新聞

なぜこんなにも安いのか?

画像はイメージです。

激安価格と圧倒的に早い周期での新商品発売で、世界中のZ世代の人気を集める「SHEIN」。なぜこんなにも安く、次々と新商品を生み出せるのでしょうか?

「SHEIN」は、2008年に許仰天(クリス・シュー)氏により創業された会社が母体となっています。同氏は、当初ウエディングなど複数の事業を手掛けていましたが、2015年から「SHEIN」ブランドが本格的にスタートしました。

Tシャツ500円、新作一日4000品以上という圧倒的な数字を生み出す秘密は、サプライチェーンにあります。これまでのアパレルブランドでは、企画を欧米の本社が行い、その後、材料の仕入計画を貿易部門が作り、途上国の工場で大量生産するというモデルが一般的でした。一方、「SHEIN」ではこれらを一貫して中国国内で行っています。「世界のアパレル工場」と呼ばれる広州に約300の協力工場があり、売れ行きに応じ、毎日増産減産の指示が自動的に届きます。

新商品は、SNSや通販サイトのAIによる分析に加え、800名のデザイナーとバイヤーが情報を日々集めることによって、生み出されています。
各工場は100着ほどの小スロットに対応しており、売れ行きの悪かったものはすぐに終売、良いものはAIによって売れ行きを予測し、増産をかけます。企画から生産・販売までにかかる日数は最短で3日。ZARAの最短2週間、1週間のboohooを上回っており、ファストファッションの極地とも言えるでしょう。

越境ECからの観点

「SHEIN」は越境ECのしくみを最大限活用したブランドということもできるでしょう。

中国の他にもアメリカやインド、ベルギーに倉庫を持ち、そこから世界中に商品が届けられています。

各国に店舗を持たないため、個人輸入の扱いになる点も興味深いです。例えば、日本では商品と送料を含む総額が16,666円以下なら関税がかからないため、この点も輸入時に関税がかかる店舗型のブランドと比べ、安価に商品を購入できる一因となっています。

まとめ

今回は中国発の越境ECファッションブランド「SHEIN」を紹介しました。物流の発展により世界中どこにいても、同じ商品を比較的短時間で手にすることができるようになりました。越境EC業界で一歩先を行く企業として今後も目が離せません。


《参考・画像出典》
SHEIN
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