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勝手にレポート!
日本の越境EC独自サイト
ARTIDA OUD(アルティーダ ウード)

勝手にレポート!<br>日本の越境EC独自サイト<br>ARTIDA OUD(アルティーダ ウード)<!--10月hashimoto-->

日本発の素晴らしい越境EC独自サイトを”勝手に”紹介する新企画。
第二回目はジュエリーブランドのARTIDA OUD(アルティーダ ウード)さんです。

(注意)
ここでご紹介するのは、弊社のサービスを利用して構築したサイトではありません。
素晴らしい越境ECの独自サイトとして、勝手ながら紹介させていただくだけです。
掲載に問題等ございましたらお手数ですがご一報ください。
また、記載内容は記事執筆時点のものであり、内容の正確さは保証しかねますことをご理解ください。

ARTIDA OUD(アルティーダ ウード)とは

株式会社サザビーリーグ(本社:東京都渋谷区/代表:角田良太)のオンライン販売を主とする日本発ジュエリーブランド。店舗を持たないジュエリーブランドとしてこれまで日本国内で積み重ねてきたノウハウを活かし、当面は台湾を戦略的重点地域と位置付け、台湾SNSアカウントを軸とするプロモーションを行っています。2020年2月より、自社サイトに英語対応したバイリンガル機能を追加。(参考:ECのミカタ)

ARTIDA OUDの越境ECサイト

デザイン


日本語と英語版で共通ではありますが、デザイン性の非常に高いサイトです。
もともと店舗を持たず中間業者によるコストを可能な限り排除した「D2C=Direct to Consumer」のビジネスモデルを採用していることもあり、デザインでの訴求力が素晴らしいです。
海外の消費者は、日本の消費者に比べてサイトの信頼度をデザイン性の高さで測ると言われています。
その点で、十分に魅力を発揮しています。

ブランドイメージや商品については、テキストよりも写真をメインに使って効果的に表現しつつ、サイズや注意事項などの必須事項も(これも分かりやすいビジュアルで)表現しています。返品がしづらい海外の顧客に対して、購入前にしっかり情報を伝えることで、安心感をもたらします。

言語/対応国

日本語と英語に対応していています。
通貨の表記は、日本語版も英語版も日本円で統一しているようです。
海外展開は台湾に力を入れているようですが、サイト上では台湾以外の多くの国も配送先として選択できるようになっています。

物流

上記のように、多くの国に配送できるようになっています。
送料は国と重さによって設定があります。

決済

国内向けの場合は、アマゾンペイや代引など多様な決済の用意がありますが、
越境ECの場合はStripe社の提供するクレジットカード5大ブランドと、PayPalのみのようです。

SNS

SNSでのプロモーションに力を入れています。
Facebook、Instagram、LINE,Pinterestで海外へ情報発信しており、特にFacebookは台湾に特化した内容で更新頻度も高いです。現時点でフォロワーは13,756人です。

最後に

一般的には、日本向けと海外向けとでは、デザインの好みや馴染みのある動線設計が異なるため、デザインを変えたほうがいいと言われています。しかし、このサイトは、日本向けと海外向けででデザインは全く同じですが、もともとの日本語サイトのデザイン性が高く、どの国の人が見ても違和感のないユニバーサル性を持っているため、同じデザインでも十分訴求力があります。むしろブランドの統一感を出すことに成功しています。
ジュエリーの越境ECサイトはこれまであまり見られませんでしたが、ARTIDA OUDさんは日本で培ったDtoCのノウハウを海外でも存分に展開していけるのではないでしょうか。

公式サイト:https://www.artidaoud.com/
Facebook:https://www.facebook.com/ArtidaOudTaiwan/
Instagram:https://www.instagram.com/artidaoud_taiwan

《参考》
https://ecnomikata.com/ecnews/25150/

Author Profile

著者近影

HASHIMOTOHIROKI

1984年香川県生まれ。 早稲田大学第一文学部哲学専修卒。 三味線奏者、豆腐屋、八百屋を経て、現在はスターフィールド株式会社で、あらゆる日本企業を世界進出させるべく越境ECの普及に力を注ぐ。 特に中国、台湾向けECカート導入がメイン業務。

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