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日本上陸!中国発格安EC「Temu」の分析

日本上陸!中国発格安EC「Temu」の分析<!--ikuta-->

はじめに

「拼多多」(ピンドゥオドゥオ)によって運営されている格安越境ECサイト「Temu」。

2022年10月に紹介した際は、利用可能国はアメリカだけでした。その後、順調に対象国を広げ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、ドイツ、オランダなど12か国で利用できます。そしてついに2023年6月末、日本に上陸しました。今回は、実際にサイトの特徴や購入フローを確認してみます。

アプリの使い勝手について

実際にアプリを入れて、色々見てみました。ログインはメールアドレス、GoogleアカウントのみならずLINEでもでき簡単でした。さらにレビューなどももちろん自動翻訳ですが、高精度でされている印象です。

利用規約を見ると「拼多多」を運営するPDD Holdingsではなく、日本ではアイルランド企業であるWhaleco Technologyとの間で、締結されるようです。Whaleco Technologyは、PDDの関連会社でしょう。ちなみにアイルランドは、法人税率が低いことで知られている国の一つです。

トップ画面
利用規約
レビュー

アフターサービスについて

中国越境として、不安感を持つ消費者がいることを意識してか、保証サービスも充実しています。商品到着後90日以内なら返品無料。返品用のラベルもアプリから印刷できるようです。

また、購入保証というサービスもあります。これは、注文した商品が写真や説明と違ったり、破損して届いたりした際に全額返金になるものです。

さらに商品の価格が購入後30日以内に値下げされた場合、その差額が支払われるサービスもあります。総じて、消費者に優しいプラットフォームではあると思います。

返品について
購入者保護プログラム
価格保証

実際に購入してみた

実際に幾つかの商品を購入してみました。購入までのフローはわかりやすかったのですが、クレジットカードとGoogle payの決済が通りませんでした。面倒だなと思いながら普段使わないPaypalを利用しました。越境サービスのため仕方ないかも知れませんが、CVRが下がりそうなポイントです。

送料は無料でした。ただし最低注文価格が決まっているようで、1400円以上でないと注文ができません。高い送料を加えるより最低注文価格が決まっていた方がお得感があっていいなと思いました。1400円の注文で送料は少なくとも郵便で600円程度はかかるでしょうから、なかなかすごいです。

カートの中身
決済できず

まとめ

今回は、購入までにフォーカスしてまとめました。ローカライズもしっかりされており、また消費者に安心・安全と感じてもらうためのサービスが充実している印象でした。次回は、配送など商品が届くまでの体験についてレビューします。

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IKUTA

最近、よくセミナーにも登場します。

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