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2020/12/11

SGHグループが新たな台湾越境EC代引きサービスを発表!
台湾越境ECの物流・決済・広告最新情報セミナーレポート

SGHグループが新たな台湾越境EC代引きサービスを発表!<br>台湾越境ECの物流・決済・広告最新情報セミナーレポート

2020年12月3日、佐川急便でお馴染みのSGHグローバル・ジャパン社と、台湾を中心にアジアの中華圏向けに日系企業の越境EC進出支援を行っているスタートアジア社をお招きして、台湾越境EC最新情報セミナーを開催しました。

SGHグローバル・ジャパン社からは、新たに越境EC代引きサービスの発表もあり、盛り沢山なセミナーのダイジェスト版を実際にセミナーで用いられたスライド(一部抜粋)を使ってご説明いたします。

    目次

  1. 今こそ台湾!台湾に特化したローカライズポイント
  2. 越境ECの成功確率を高める3つのポイント
      うまくいく企業といかない企業の違い
  3. SGHグローバルジャパン
      物流ソリューションで国際ビジネスを加速する越境ECサービスのご案内

 

1.今こそ台湾!台湾に特化したローカライズポイント

第1部では、弊社セールスチームの綛谷がカートシステム会社の視点から、台湾越境ECを行う際に押さえておくべきローカライズポイントについてお話させていただきました。

 

特に今回のポイントは決済の部分になってきます。

今まで、日本に在庫を置いて台湾に配送する越境EC(グラフ上)の場合、代引き決済が不可能なため、代引き決済と同じように受け取ってから支払うことができる後払い決済のニーズが高いことが明らかです。

一方、現地に在庫をおいて、配送する現地EC(グラフ下)のパターンですと、代引き決済の割合が大きくなります。
今までも越境ECに対する代引き決済のニーズがあるのではないかと思われていたところに、今回のSGHグローバル・ジャパン社の越境代引きサービスが開始されたということです。

 

また、その他にも台湾の進出における多くの要素にローカライズが必要となります。
今回のセミナー登壇者の3社をご活用いただくことで、越境ECを構成する要素の大部分をローカライズすることが可能です。

 

2.越境ECの成功確率を高める3つのポイント うまくいく企業といかない企業の違い

第2部では、スタートアジア社の山崎様より、改めてなぜ越境ECを行う上で台湾をオススメさせていただいているのか、台湾でのご成功事例が多いのか、という点についてご説明いただきました。

 

アジア各国のEC市場を比較すると、圧倒的に人口が多い中国が一位ですが、中国向けの販売には不確定要素も大きい点が難点です。

中国を除いたアジア各国のEC市場を比較すると、台湾やシンガポールといった国は人口に対してのEC市場がかなり大きいことが分かります。つまり、1人当たりのEC利用額が大きいということです。

 

そして、日本からの越境ECで扱われることの多い、健康食品や化粧品、スキンケア商品といった商材の価格帯3000円~5000円の商品は、市場が大きくとも所得の低い国には受け入れてもらいにくい傾向にあります。そういったことからも、人口は少なくても所得の高い台湾、香港、シンガポールといった市場は攻めやすく、特に日本から文化的も距離的にも近い台湾は非常にオススメです。

 

3.SGHグローバル・ジャパン物流ソリューションで国際ビジネスを加速する越境ECサービスのご案内

第3部では、台湾越境EC代引きサービスの詳細について、SGHグローバル・ジャパン株式会社の松田様よりご説明いただきました。

 

上記が台湾越境EC代引きサービスのフローです。
台湾のユーザー様からお支払いいただいた代金は、新瑞佐川急便から事業者様の方へお振込みがされるという仕組みです。

 

また、越境ECの場合、返品される際にも国境を渡って返送されるというのが主流です。この際、無料で返送してもらえますが、時間がかかり、後に売り上げが想定より低くなっていた、といった不便な点もありました。

こちらSGHグループのサービスを利用していただくことで、台湾のユーザー様からご返品や受け取り拒否等あったとしても、台湾の倉庫で検品、保管を行い、他のユーザー様の元へ届けるということが可能になります。

 

最後に

事前に沢山の質問をいただき、セミナー後も多くの質問をお寄せいただきました。ありがとうございました。
2020年のセミナーは今回が最後になりますが、2021年も引き続き越境ECセミナーを開催させていただく所存です。今後ともよろしくお願いいたします。

今回のセミナー内容や、各社サービスに関してご質問がございましたら、各社にお問い合わせください。

 

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スターフィールド編集部

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