【IT導入補助金2020】 公募要領が4月10日に公表
はじめに
2020年4月10日にIT導入補助金2020の公募要領が発表されました。
越境ECサイト構築にも利用できる当補助金の概要と、注意すべき申請要件をいち早くお伝えいたします。
注意すべき申請要件
申請時期
交付申請期間:2020年6月上旬~2020年12月下旬まで
事業実施機関:交付決定後~6ヶ月間程度
臨時募集が3月末でしたが、本募集についても4月から始まるのではと一部で予想されていました。
しかし、今回の発表で6月スタートということが確定しました。
GBizID プライム取得
補助金申請時にGBizID プライム取得が必須になります。
4月中の申請だと1週間程度で取得可能だが、それ以降になると3週間程度かかるとの記載があります。駆け込み時に慌てないためにも早めの申請が必要です。
申請単位
2020年度内の公募期間中、中小企業・小規模事業者等(1法人・1個人事業主)当たり1申請のみです。
ただし、不採択となった場合でも、次回締切りまでに交付申請は可能です。
賃上げ・従業員への表明が必要
・B類型に申請しようとする事業者様(一部例外あり) は、更に以下の要件をすべて満たすこと
-3年の事業計画を策定し、従業員に表明していること
-事業計画期間において、給与支給総額を年率平均1.5%以上増加
(被用者保険の任意適用に取組む場合は、年率平均1%以上増加)
-事業計画期間において、事業場内最低賃金を地域別最低賃金+30円以上の水準にする
上記要件が定められました。
賃上げ未達の場合、交付金の一部返還を求められる場合があります。
条件としては厳しいですが、「天災」などの理由で免除の可能性が記されており、コロナウイルスによる経営悪化はこちらに該当すると思われます。
IT導入補助金2020加点項目
加点対象となる取組、関連事業は以下の通りです。
・生産性向上特別措置法(に基づく特例措置に関して、固定資産税の特例率をゼロの措置を講じた自治体に所属していること。
・地域未来投資促進法の地域経済牽引事業計画の承認を取得していること
・申請時点で地域未来牽引企業に選定されており、地域未来牽引企業としての「目標」を経済産業省に提出していること
・導入するITツールとしてクラウド製品を選定していること
・本事業を通して取り組む事業において、在宅勤務制度を導入するためのテレワークの導入を行う事業者であるか
IT導入補助金2020減点措置
申請時点において、過去3年間に、IT導入補助金の交付を受けた事業者
おわりに
今回の発表は暫定版であり、今後詳細が明らかになっていきます。
最新情報を継続的にお伝えいたします。
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《参考》IT導入補助金2020
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